- 2009-06-07 (日) 13:07
- ひとりごと
先日パッチ・アダムスの講演会に行った。そのときの感想メモ。
——–
今回はじめてパッチの話をきいてもっとも衝撃を受けたのは、彼は個人のしあわせを願うとかそういうレベルではなく「本気で革命を起こそうとしている」ということ。革命という言葉は不適切かもしれないが、彼は世界を、社会システムを変えたいと思っている。それも声高に理念を叫ぶだけではなく、まず足もとから、触れられる対象から共感を得て、伝播させることで世界を変えようとしている。
実際にあの会場でパッチが参加者と対話する中で、確実に空気がかわり、自分を含む会場の多くのひとが一歩を踏み出そう、チームに参加しようという気になったように思う。
彼の言う「ホリスティック」とは、単にこころとからだを分離せずにとらえる、というレベルではなく、個人と社会システム、個人と世界といったレベルで全体としてとらえること、さらには現在だけではなく100年単位、1000年単位で物事をとらえる、という話なのだという点も、自分にとっては大きな気づき。
個人が抱える悩みや痛み、それによって個人はあきらめや自責の念を抱きがちだけれども、それは、ホリスティックな視点、つまり一歩引いて全体を眺めてみれば、長い歴史の中である意味異常とも言える現代の社会システムに起因することもあって、必ずしも個人が自分を責めるべきものではない。みんながなにかおかしいと思うんだったら、それは実際におかしいのだから変えればいいじゃん! というきわめてシンプルなパッチの話は、自分も含め狭い視野の中で悩んでいるできるだけ多くのひとにきいてほしい。
ほかにも、「たいせつなのは、楽しむということ。楽しみながらやることが、行動を長続きさせ、チームメンバーを増やすことにつながる。」「死につつある、という状態は存在しない。生きて生きて生きて生きて、で最後に死の状態が来る。死が訪れる最後の瞬間までどんな状態であれ生きている」「痴呆症は難しいテーマだ。友人を友人として認識できなくなったら、自分は安楽死のジュースを飲ませてもらうよう友人にお願いしている。安楽死についてはもっと議論したほうがよい。」など、いろいろな種をもらうことができ、感謝。
あの講演会場でなにかを感じた自分たちが、日ごろの生活の中でだれかにあの感覚を伝えること、一歩を踏み出すこと。もちろんそれは簡単ではないのだけれど、とにかく行動すること。
——–
どんなにがんばったって、人生には75回の夏と、75回の秋と、75回の冬と、75回の春しかないしね。さてさてまた新しい夏がやってきましたよ。
- Newer: LUX シャイン オーディション
- Older: 青山一丁目「づゅる麺 AOYAMA」味玉つけ麺
Comments:2
- atu 09-06-08 (月) 13:59
-
パッチ・アダムスって、なんか聞いたことあるなっておもったら映画にありましたね~。
後、よくみたらaboutのトコにクラウンネーム書いてましたね、スイマセン。 - 是永聡 09-06-30 (火) 23:28
-
そうそう、ロビン・ウィリアムズのやつねー。映画よりも実物のほうがパワフルですごかったですよ。