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初心に帰ってショビ・ドビのクラウン・ワークショップ

クラウン・ワークショップというものに生まれて初めて参加して、ホスピタル・クラウンの活動を始めるきっかけにもなった、ショビ・ドビのワークショップ。ショビはカリフォルニアのクラウンで、ホスピタル・クラウン・ニューズレターの発行人でもある。

今回ひさびさに彼女の日本でのワークショップが開催される。あまりワークショップばかり出ててもしょうがないので、抑えめにしようと思っていたけれど、ショビの場合は、当時の自分と、今の自分とで何が変わっているのだろうということをみたかったので、2日間参加。

結果、めちゃめちゃ落ち込む。自分がすっかり頭でっかちになってしまっている。。。素直に楽しむより先に、こう行動すべきじゃないか、といったことを頭で考えるようになってしまっている。それは自分に対してもそうだし、ほかのひとに対しても、もっとこうしたほうがよいのになぁなんてジャッジを、ついしてしまう。それって、入社2年目とか3年目の若者が、少し仕事ができるようになってきたことで、自分の小さな世界で小さくまとまり始めてるのと同じイメージ。

もっとシンプルに、「この瞬間に集中する」「好奇心をもつ」ということ。歌のお兄さんや風船おじさんじゃなく、クラウンであるということは、その無邪気性に特に意味があるんだから。まだ起きてもいない未来のことをあれこれ考えて心配にならない。すんでしまった過去のことをあれこれ悔やんだりしない。いまこの瞬間に存在すること(=presence)に集中し、それ以外のことを考えない。だから、クラウン。だから、病院みたいな真剣な、ときに深刻になりがちな場所でも、動ける、ということ。

ショビをみていると、ほんとにすごいなあと思う。スイッチが入った瞬間に、無邪気なこどもそのものになってしまう。決して人を笑わせようとか、芸を見せようとかではなく、存在そのものが人の自然な笑いを引き出す感じ。

もちろんそれって、基礎的な身のこなしや表情やレスポンスを徹底的に研究し練習したひとが、さらにとんでもない集中力をつかって、ようやく初めて実現できる境地なんだろう。考えて考えて、体を動かして動かして、最終的には、シンプルに、「いまこの瞬間」の「好奇心」だけにフォーカスできる境地に達すること。なんだか風姿花伝みたい。

先は長いなあ。でもまあクラウン活動に足をつっこむことができたのは、自分にとってはほんとによいことだったのだと再認識することができ、ちょうどよい振り返りワークショップになったのでした。

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