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和風サロン風割烹?

今日はいつもよりランチメンバーが少なかったこともあり、自家製さつま揚げのメニューがいつも気にはなっていたけれど入ったことのなかった円通寺通り下の割烹「球磨川」へ。

和風の入り口をくぐり靴を脱いであがると、そこは別世界。こんな店が残っているのは東京では赤坂くらいではないかと思う昭和40年代の香り。和風割烹と思いきや、いきなりエンジ色(たしか)の絨毯にカウンター、ミッドセンチュリーモダンな回転椅子に、ベージュのL字型のソファ。平均身長160センチメートルにあわせてつくられたミニチュア家具のような低い世界にびっくり仰天。

遅く入ったため他に客はおらず、ソファーでくつろぎながらしばし重役気分を楽しんでいると、黒いタートルのちょっと水商売風のマスターが料理を運んでくる。ほたるいか(3杯)、鮭の塩焼き(ミニサイズ)、味付け煮玉子(半個)、などおよそ10品の惣菜がすこ~しずつ盛られた大皿に、メインとして籠にはいった自家製さつま揚げ、さらに椀物は鴨汁(鴨のつくねの透明な汁)、おいしい白米。「ごはん、おかわりできますか?」とたずねると、「ただいま高菜ごはんをお持ちしますので」と言われ、別途おひつにどかんと高菜めし到来。めちゃめちゃおいしいわけではないけれど、とっても接待料理な気分。

開業30年間会員制の割烹屋をやっていて、それこそ歴代の大臣はほとんど来たことがあるというくらい隠れ家だったのだが、最近やはり経費での飲食が厳しくなってきて、少しずつ一般の人にも来ていただくようにしています、と黒いタートルのマスター。夜は7000円からというのはどうでしょう、やはりふつうのお勤めの方が自分のポケットから出すには敷居が高いんですかねえ、とたずねられ、みんなでそれは高いですねえと即座に答える。メニューにあまり安い金額を出すと昔から愛用して頂いているお客様を裏切ることになってしまいますので、お電話でご相談いただければもう少しお安くお楽しみいただくこともできます、とのこと。

ソファーでくつろぎながら(もちろん左手はソファーの背にのせて足は組む)、ちょっとした小料理をつまみつつ熊本焼酎「球磨川」をちびりちびりと飲む、「赤坂重役ごっこ」も悪くなさそうだ。

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